ベンジャミン・クレームは世界中での講演や月刊誌の編集のほかに、いくつかの著作も出している。どの著作にも共通しているのは、現代世界が抱えている、あらゆる分野の問題に対する根源的な洞察と将来に対する明確なビジョンである。著者独自の情報源による世界に類を見ないユニークな情報は、今世界で起こっている途方もない変化に関心を持つあらゆる国の男女に対して有益な思考材料を提供している。そして何よりも、世界には希望があるというクレームの力強いメッセージはすべての著作の基調となっている。

<ブックス&ブックマンにおけるコリン・ウィルソンの書評>

「B・クレームはウィリアム・ブレイクやG・ラッセル、ブラバツキーやアリス・ベイリーと同じようなグループの人のように思われる。他の人には見えないものを見通し、それについて誠実に、しかもユーモアを交えて語る。クレーム氏のような人物がいる限り、我々すべてにとって大いに希望が持てる。」

これらの著書の表紙を飾っているのはクレームの絵です。ベンジャミン・クレームは13歳で絵を描き始め現在に至ります。初期の作品は様式化された人物画で、また何年かは抽象的傾向の風景画を描いていました。

1964年より、彼の作品は、その意味において完全に秘教的で象徴的な抽象画になりました。火の要素を彼はすべての生命の基本と見ていますが、それは彼の作品の中で非常に重要性を持っています。

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シェア・ジャパン出版