「民衆の声は智恵の声である」

 世界は変化への準備ができています。現在は声をもたない世界中の何百万という人々がこのことを知っています。マイトレーヤは変化の必要を感じている人々の声となるでしょう。彼は世界の世論を刺激するでしょう。教育を受けた民衆の意見が適切な刺激を受ければ、地上のどの国も対抗することのできない力となるでしょう。

(ベンジャミン・クレーム『大いなる接近』p.78)

 2014-12 のカラー新しい文化がどのような形を取るかは、大体においてまだ漠然として実体のないままであるが、一つの要素はすでに大衆およびメディアの心に刻み込まれている。つまり民衆の声の増強とその声を聞こえさせようとする決意の増大である。これがわれわれの時代の最も重要な政治的出来事である。世界を通じて、各国の国民が自分たちの運命をコントロールしつつあり、自分たちの権利を要求しつつある。人間の神性に本来備わった特性である自由を求める裡(うち)からの呼びかけが、あらゆる人種、信条の人々を団結させており、その声はますます高まりながら反響を起こし、また反響を呼んでいくだろう。圧政の最後の砦が崩壊し、人間が生得の権利を受け継ぐまで、それはこだまするだろう。これがすべての人間の待望する未来である。

(『覚者は語る』―民衆の声、p.329)

質問:“民衆の力”は常に存在してきました。それは何も新しいものではありません。『シェア・インターナショナル』誌は、そのアイディアをあたかも新鮮で革命的なもののように提示しています。それはなぜですか。

答:歴史的に、フランスやロシアや中国の革命のような巨大な革命運動を除いては、今日『シェア・インターナショナル』誌が提示しているような“民衆の声”は本当に沈黙させられていました。歴史を通じて、“民衆”は、支配のための武器を持った征服者によって行われた数々の侵略、略奪、残虐行為を目撃し、しばしばその被害に遭あってきました。今日、新しい現象が起こっています。至るところの民衆が集合的な力を感じ、一つの人類のメンバーとしての権利によって、自由で公正な世界を彼らのものとして要求しています。これは、私の考えでは、全く新しいことであり、いかなる政府も対抗できない強力で統合された声を持つ世界世論として顕現するでしょう。覚者方の一人はこう言われました、「民衆の声は智恵の声である」。

(ベンジャミン・クレーム、シェア・インターナショナル誌2005年3月号)

 「私に何ができるでしょうか、私は小さな一人の人間にすぎません」というような質問が多数寄せられます。あなたは一人ではありません。世界中の何百万もの人々の一人です。正しく思考する何百万もの善意の人々の一人です。彼らに加わりなさい。彼らも、あなたと同じように世界の平和を欲しており、世界にある不正義(非公正さ)が平和を妨げていることを知っています。それを知らせなさい。他の人々やグループに加わりなさい。人類は善に向けての途方もない勢力であり、変化は民衆の上げる声を通して起こるでしょう。すべての国で民衆の声が沸き上がるでしょう。それは、人々が知ろうが知るまいが、マイトレーヤによって鼓舞され、導かれ、活性化されたものです。民衆の一致した意志が政府に変化を強いるでしょう。

(ベンジャミン・クレーム、シェア・インターナショナル誌2003年11月号)

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