シェア・インターナショナル誌には創刊以来、ベンジャミン・クレームの師である覚者が提供してくださった記事が毎月掲載されてきた。それは、書かれた時のみならず、世界の状況に応じて適切と思われるときにはいつでも掲載してよいようにである。2011年に書かれたこの記事は、ウイルスによってすべてが露呈した全面的な不正義という現在の危機をわれわれに示している。何世紀にもわたってわれわれは他者の苦しみに目を背けて、人種差別から得をしてきた。今やついに、われわれには人類の一体性を受け入れる希望が出てきているのである。